3D CGアニメのスターウォーズシリーズ「クローンウォーズ」のシーズン2を見た人いますか?
今日は第4話「元老院のスパイ」の感想です。
最初の一言は、
真心を疑ってはならない
です。
疑われているのはクローヴィスかパドメか
クローヴィスという元老院にスパイ容疑がかかり、
それを調査することになったパドメ。
でも、クローヴィスとパドメは
昔付き合っていたことが分かって、
アナキンはパドメとクローヴィスが
一緒にいることが我慢できないという
お話。
これじゃ、クローヴィスが疑われているんじゃなくて、
パドメが浮気をしないかって
アナキンが疑心と嫉妬に駆られている感じだよね ^^;
あらすじを載せると、
ジェダイ評議会は、元老院議員のクローヴィスが、分離主義勢力と手を組み、何ごとかを企んでいるという情報を入手。かつて彼と親しかったパドメに、その身辺調査を依頼するが、同僚は疑えないと断られてしまう。困ったヨーダは、アナキンを呼び出し、パドメを説得するよう命じる。アナキンの駆け引きにのったパドメは、スパイ役を引き受け、クローヴィスと共に、ニモーディアンの元老院議員ロット・ドッドの星へ向かうが…
参考:Wookieepedia→ https://goo.gl/3naxbg
嫉妬するアナキンはカッコ悪い
そりゃ、アナキンの気持ちは分かるよね。
自分の妻が、
いくら大事な任務とはいえ、
昔の彼氏と二人っきりになるなんて
嬉しいはずがない。
しかも、パドメは彼に取り入って
真実を見出さなくてはいけない。
そのためには、
復縁したいみたいなふりをするんだから、
普通誰だって嫉妬にかられるよ。
でも、アナキンがヤキモチ妬いて
カッコ悪いことする姿なんて見たくなかったなぁ T-T
宇宙船の中で、
二人が隣同士に座らないように
椅子を壊したり、
パドメにチューしようとしているのを
カメラで気付いて、
わざと宇宙船を大きく揺らせて
キスを阻止したり、
さすが、アナキンお上手って感じもするけど、
それよりも、
(小さい男だなぁ。。。)
って感じだった。
さすがのジェダイも
恋の病にかかってしまうと、
情けない男になっちゃうんだなぁ。
やっぱり恋愛禁止は妥当なのか
ジェダイオーダーと呼ばれる
ジェダイの掟で
ジェダイは家族をもつことや恋愛を原則禁止されているんだけど、
(もちろん、例外もあるけど)
私はいつも、それってどうなの?
って思ってたんだよね。
人を愛する気持ちって大切なものなんじゃないの?って。
でも、アナキンの今回の行動を見ると、
パドメのことを愛して、結婚をしたから
嫉妬に駆られて冷静でいられなくなってしまっているわけだし、
やっぱり大きな力をもって、
正義のために働いているジェダイには必要なことなのかな?
ってちょっと思っちゃうね。
実際、アナキンが映画の中で
母を殺された怒りでサンドピープルを虐殺しているし、
パドメとおなかの子供を失う恐怖から
ジェダイを裏切ってダークサイドに堕ちてしまう わけだし。
ジェダイが基本的に赤ちゃんの時から
親元を離れてジェダイ聖堂で暮らすようになるのは、
憎しみや怒りを覚える前にヨーダに教育を受けたほうが良いというだけじゃなくて
自分の親を失った時でも冷静でいられるようにって意味もあるらしい。(家族に固執しない)
だから、アナキンみたいに
大きくなってから発見された子供が
ジェダイになることは危険だって言われていたんだよね。
そして実際にジェダイが滅びるきっかけになってしまった。
でも、家族を愛することも、
恋愛したり結婚することも
オープンに認めたほうが、
そういったことがあった時に、
仲間同士支え合ったりできたんじゃないかなとも思うんだよね。
アナキンがもっと母のことについて相談できる相手がいたら、
あんなふうに母親がさらわれてひどい殺され方をすることも
怒りにかられることもなかったんじゃないのか。
パドメと結婚したこと、
子供が出来たことをみんなに隠すことなく、
公に出来ていたら、
それを失ってしまうなんて心配や恐怖を感じることもなかったんじゃないのかなって。
ジェダイのこの掟、
大きな力を持つ人には必要な気もするし、
この掟がないほうがいいような気もするし。
どうなんだろうね。
ちなみに、ジェダイ評議会が滅んで、
ルークたちが築く新共和国時代には結婚も恋愛も自由になっている らしいよ。
クローンウォーズシーズン1の感想はこちら→ http://fanblogs.jp/sukisukisukisuki/category_27/ (旧ブログ)